こんにちは、曽羅コーチです。
今回は、9月最後の出雲校トレーニングレポートになります。
この日も雨によるグラウンド不良のため、体育館でトレーニングを行いました。
では、さっそく見ていきましょう。
ボディコーディネーション
まずは少し、フィジカルトレーニングを行いました。
最初に行ったのはブリッジでしたね。
体を伸ばしたり反ったり、ゴールキーパーがシュートを止めるときに必要な体の動きなので、取り組みました。
自分の体を思うように動かせる選手が少ないので、個人的にも是非やってほしいと思います😁
その後は、短い距離を走って切り返したり、するトレーニングを行いました。
もちろん、心肺能力を高めるものもそうですが、サッカーの動きの中で切り返したり、重心を動かしたり、いろんな体の動きがありますが、それをスムーズに行うためのトレーニングでした!
ゴールキーパーも1人のサッカー選手なので、
走ることもそうですし、切り返したり、ステップ能力を高めたりすることは、今後も継続していこうと思います。
それでは、メイントレーニングに入っていきましょう‼️
スタンディングブロック
ブレイクアウェイの状況における、アプローチの切り替えと、スタンディングブロックをテーマに行いました。
1つ目のトレーニングでは、キーパーがコーンの間で、ラダーステップを行い、キッカーが蹴るタイミングで、ブロックのフォームを作ってもらいました。
このトレーニングで大事だったのは、キッカーをよく見ることです。
相手のキッカーがボールを蹴る前に、ブロックを作り終えることと、相手の助走を見て蹴り足を判断し、ブロッキングの方向を判断してもらいました。
ブレイクアウェイの状況では、相手をよく見ることが求められます。
一見不利に見えるような状況でも、ゴールキーパーがよく観察できていると、優位に立てることもたくさんあります。
細かなフォームの確認と、ブロッキングを作るタイミングを、選手たちに探っていってもらいました!!
思考力
2つ目のトレーニングでは、キーパーが、斜め前方向に走って、キッカーに合わせてブロッキングをしていってもらいました。
コーンまでダッシュすることは決まっていますが、コーンから相手との距離は自分自身が、
キッカーの様子を見て、間合いを詰めていくことが求められます。
スタンディングブロックで、ゴールを守るときに、相手との間合いはどれぐらいの方がいいのか、を考えていってもらいました。
よくある失敗は、近くに寄らないといけないと思い、ギリギリまで寄せて、相手が蹴るまでにブロッキングを作ることが、間に合わないことです。
近くまで寄る必要はありますが、ボールと自分が近すぎる必要はないのです。
ボール目線から見て、ゴールが消える距離感はどれくらいなのか。考えてもらいました。
またスタートする位置から、斜めに走っていくことで、自分がプレーする方向が決まっていきます。
トレーニングのルールの中で自分の背中側にゴールがあることを考えれば、より正確なプレー選択ができるかもしれません🤔
だからこそ、最初の説明、やり方からヒントを得て考える力をつけてほしいと思います!
発信と気づき
最後のトレーニングでは、3対1で突破を図りゴールキーパーと1対1になる状況をトレーニングしていきました。
特にU15の方では、縦の距離感を長くした為、ゴールキーパーが守備側の選手と協力しなければスペースを予測できず、失点してしまうケースが増えてきます。
守備の選手への発信によってどこのスペースにボールが入ってきそうか?
それより以前に、シュートの選択肢を消すためにどんな要求が必要になるのか?
ここが重要なポイントでしたね😌
不利な状況でも優位性を持って戦えために、オフの時間を大切にしましょう!!
トレーニング映像
次回の出雲校は??
次回の島根県GKスクール出雲校開催日は
・10月5日(日曜日)
・場所 出雲健康公園サッカー場
・時間 19:00〜21:00